成熟した思考と心

カナダのインディアン居留地にて、

クリー族の

ウーマンズセレモニーに参加させてもらった。


ティピの中で3泊4日、

お手洗い以外は

外に出ないで過ごす。


その間、

スピリチュアルなできごとと、

世俗的なこと、

その両方が共存していたのがよかった。


例えば、儀式をして

ティピに入る直前。


私たちの真上を、

10羽くらいの白い鳥の編隊が

10組くらい、

重なり合うようにして、

空高く通り過ぎていったり。


夜中にひとりで

泣きながら祈って、

お手洗いに外に出ると

みごとな、夜の虹。

ムーンボウを見せてくれたり。


オーロラがみたい、

と言っていた女性が祈った後、

外に出たら

ちゃんと見せてくれたり。


それと同時に、

寝っ転がって、おしゃべりして、

時々、チップスが回ってきたりして、

女子会のようだった。


日本を発つ前は、

ティピにこもって祈り続けたりしたら

サイキックに目覚めちゃうんじゃないの〜

なーんて期待があったけれど。。


私にとって、今回の旅は、

自分の中に残っている

苦しい部分を、

あぶり出すための機会だった。


セレモニーの前後から

私が受け取り続けたのは

思考を止めなさい

というメッセージ。


いつもは一人で仕事をして

好きな場所に住んで

心地よさを自分で

カスタマイズしているから

ノーストレスなのだけれど。


久しぶりの、宿泊ありの集団生活。


目を合わせること、

人との距離感など

意識がずっと外を向いて

どう振る舞っていいかわからず

しんどかった。


自分の現在地を

嫌という程

味わうことになった。


そのことで自分を責めないから

昔よりずいぶん楽になったけど。


まだ、こんなに

生きづらさが残っているんだなー

と、凹んで帰国。



そして、翌日。

イベントで

バガヴァッドギーターカード

というのをひいた。


出てきたカードは

「ヴィシュヌ」


すべてに広がる存在。

大きな宇宙を包み込み

一粒の粒子、原子の中にも行き渡り、

動くもの、動かぬものの

内と外に広がります。


って、これゴッドやーん


ヴィシュヌは常にあなたを見守り、

より豊かで大きな人間となるよう、

必要な課題を与えてくれます。


課題は易しく、

心地の良いものではないかもしれません。


宝石を磨きあげたい時、

柔らかい布で優しくこすっても

効果がありません。


同じように、

私たちを深く成熟させ、

心を浄化し、

人として磨きあげるために

ヴィシュヌは

時に難しい課題、

障害や困難を与えてくれます。


痛みを知る人だけが

他人の痛みを知り、


苦しみを知る人が、

誰かの助けになることができる

優しい人になれます。


始めから慈悲深く、

心の大きい人などいません。


困難を乗り越え、

歩いてきた道を振り返る時、

あなたは自分の成熟を

必ず見ることができます。


と書かれていて、救われた。


で、今、これを書きながら、

集団の中での自分が

情けなくて、

成熟した思考と

心をください、

と祈ったことを思い出した。


確かに、マチュア

という単語を使った。


与えられたんだ。

与えられていたんだ。


自分を情けなく思う

この経験こそが。


私にとっては、

成熟した思考と

心を得るための

必要な過程だったんだ。


ずっと、

ジャッジを手放して、

一瞬、一瞬、

本当の自分の願いと繋がって

踊るように

歌うように

遊ぶように

生きていきたい。


善悪の判断ではなく

その命の声だけをきいて

生きていきたい、

なんて思いつつ

何もやってなかったもんなー


今回のことで、

心の底からジャッジを手放したい、

と思えた。


そのためのNVC(非暴力コミュニケーション)

というツールに

ちゃんと出会っているのに。


もちろん

モデルなんかなくても

心のままに

生きている人もいる。


でも私は

ジャッジに苦しんだ年月が長いから

そこから抜け出す手段を見せてくれる

NVCというモデルがあって

よかったと思う。


ありがとう、ゴッド。

本当にすべてはギフトだね。